「Gのレコンギスタ」全26話視聴完了

作中の主なプロットである、三つ巴、四つ巴の戦況の変遷については自分はもしかしたら半分も理解できていないかもしれない。が、それでもやはり監督の伝えようとした“空気”を受け取ったという実感のようなものは持っている。どんなに混乱した現実、見通しの悪い未来を前にしても、人々は楽天性からくる明るさを原動力に歩みを止めない。そこに絶望するか、希望をみいだすかは視る側にただしく委ねられている。それが今回の監督からの問いかけだったと思う。カラフルな世界観とアクロバティックに組み合うロボット戦は、それだけで破格の輝きを放ってもいたが。