OP10選 - BLOG@NO/ON (避難所)

たまこまーけっと:一年の始まりという放映時期にふさわしい祝福感、商店街アーケードという狭い空間を立体的に見せるコンテ。

アムネシア:全編が日常から遠い異空間の雰囲気に満ちた、趣向としてかなり凝っている部類。ヒロインの相手役がスロットのように移るタイミングの決まり方、基調としての落下感の印象が目覚ましい。

カーニヴァル:明度と柔らかさを調和させた色使い、ゆったりとした動きで演出する優雅さ。

進撃の巨人(1st):集団演舞のような-もちろん曲含めての-冗談すれすれな過剰感がクセになる。

波打際のむろみさん:弾むような動画としてのアニメの魅力、大胆な他社パロディ。

銀河機攻隊マジェスティックプリンス(1st):正統派のスペオペロマンティシズム。テオーリアの出るカットが特によい。主人公イズルの本編ではほとんど見せないシリアスな表情も演出効果が高い。

ブラッドラッド:今年はオーソドックスな演出が多かった印象だがこれは最たるもの。コンテに目新しさがない分、場面シチュエーションとカットタイミングの堅実さが光る。

ガッチャマンクラウズ:目にみえるもの/みえないもの　移りゆくもの/変わらないもの　時代という潮流

ローゼンメイデン:出だしのカメラの左右上下の振りがすんばらしい。寓意に徹した絵本のような審美性の高いコンテは今年一番に魅せられた。

ログ・ホライズン:キャラクターの登場数とカット自体の多さで曲のスピード感を最大限に引き立たせている正攻法が清々しい。

選外コッペリオン:彩度の低い中、装飾的な草が青々と萌えいづる意味が本編の進むごとに目に入っていく。アクションカットのキレのよさも特長。