銀河機攻隊マジェスティックプリンス

撤退戦の援護としての撹乱任務が初いくさという、ロボットアニメのセオリーを外したプロットがほどよくトリッキー。没入感が最後まで維持できる期待以上の初回だった。個性が前に出過ぎていて軍隊では使いにくそうな人材である主人公たちをあえてカスタム機(DNA情報の入力により操縦者と機体が意識下にまで同一化するかのようなシステムの設定が面白い)に乗せるという出自不明の司令官の采配には、"個性をあえて見守り成長を促す"という理想の教育論が込められている点に注目しつつ、視ていこうと思う。