新旧ゲームのパロディエッセンスを散りばめた、RPGギャグアニメ。事前に情報をコントロールしていたようで、初回のインパクトを演出する目論見は成功した模様。キャラクターの顔立ちののっぺりとして個性を消したようなデザイン、芝居の書割のようにこれまた独自色のない背景美術など、プロトコルに沿う土台の中で、どれだけ下ネタをうわすべりさせずに乗せていくかが見所になりそう。まあふつうになんとなく雰囲気的に和むという美点もあるけど。幼女姫さまがよい意味で子どもらしくてかわいい。ネット配信で視るには向いてるジャンルだし、飽きっぽい自分でも最後まで付き合えそう。
