人生の蓄積ができない者にとっては表層の記憶を削除しつづけることで、自他に対する評価の留保を“更新”することのみが生きる処方。そこに虚しさ以外の価値を見出す方向に、注力するしかない。それしか自分には分からないし分らなかった。(せめて、分らないだろう、は…留保。)