「死なざる者の死」：主人公じゃないキャラだけど、鉄の信念でもって岩をも突き通す式のど根性攻撃でもって不死の敵を倒す王道展開。まあ相手は若い女というのがアレだけど。永遠の17才の人の絶叫演技が良かったのでまあいいか。自分の技を使って傷口を焼いて出血を止めたﾜｲとちゅうで三回ほど気絶しかけたがなｶﾞﾊﾊﾊ!!みたいな。あとバカな…手に直接血で錬成陣を描いただと…みたいな。けっこう燃えた。火使いだけに。アルがとっさの機転で鉄防壁作って中尉をかばう描写も良いですね。しかしラストってここでもしも退場だとすると、ホムンクルスの現場引率者がいなくなるので他人事ながら心配です。ところでバリーの魂の昇天シーンが説明を省いて想像を促す趣向だったのは渋い。肉体が魂を求め、それよりかは歪んだ形でこそあれ、魂もまた肉体を求め、それが結果として死への導きとなった…って事だと理解した。
