2009.3月号

眼鏡っ娘めずらしいーと言ってたら男だったでござるの巻
<新>機巧童子ULTIMO(武井宏之×スタン・リー):武井先生はいつからペン入れ人任せにしてるんだろうなという穿ちは置いとくことにして、武井節が醸されやすい時代劇テイストからスタートっていうのは巧い。戦国の世ということでウルティモバイスの極端にして純粋な善悪感覚が人間のものと違うという設定が理解しやすかったし。ギャグ日和:手なめ形勢逆転で一気にツボ入り。ラクステ:遊園地ではしゃぐ悠聖笑顔のこっぱずかしさがかえって生々しい。普段が淡白な作風だからこそ活きるベタ障害恋愛物語に今回も泣いた。紅:ロリコンも突き抜ければアッパレ。(二重の意味で) かおキチ:「一応女だった…」の小技が効きすぎる。織絵の第二の弱点が意外(かつささい)な部位だったのは巧いなあと。屍鬼最近膠着気味だったんで、教祖引きには胸躍るものがあった。テクテク礼拝堂に入ってくる沙子のコマもめっさかわいい。ピカソ今回のオタクいじりネタは本領の片鱗が見えてた。最初からこれぐらい飛ばしてた方よかったんでは。ウイオケ:今回も面白いなあ。積み重ねがきちんと出来てるのが本編内容ともダブって味わい深い。
貧乏神とアイレボが女子力強化話でダブり。あとANIZO占い終了により福満しげゆきフェードアウト。今度はもうちょい有意義な用い方よろしく。再来月号新連載の加藤和恵はTISTAのようなダーク枠継承を期待してます。