ミチコとハッチン#10

回想内でのヒロシの甲斐甲斐しさというかマメさがハッチンを彷彿させて微笑ましい。しかしそんな温厚な彼もすでに幼年時に親友を救うために手を血に染めていたようで。現在時のサトシの人殺しっぷりにしろ、決定的な瞬間を描かない手法はわかりにくさもあれど、彼らが物心付いてから置かれていた状況の空気を直にかもし出していて悪くない仕上がり。