アニマックスで二時間SPやってたのでカブトボーグ初めて見たんだけど「ギャグマンガ日和」でも大活躍していた前田剛のカタコト演技が絶妙でそれだけで笑えた。ロイドさんだけでもごはん三杯いけるわ。おなじくわざと稚拙な発音で歌ってるとしか思えない総英語詞のOPとED、あえてホビーアニメの経済追求性を狙ってるかのようなほぼ総外国作画とかも合わせて、噂にたがわぬイカレアニメぶりだった。四本のチョイス内容も良かったですよ。以下各話感想。＃16・骨休めに来たはずの漁師町が実は…という夏らしいホラーテイスト…よりかは世界がおもちゃ競技を中心に回っているというホビーアニメのお約束をメタ視点でとらえる本作の特徴が濃縮。＃23・きんにく。勝治くんが特にキモくて最高。チャージにむしろ筋肉は邪魔だったというお話。主人公の父(いちおう塾講師らしいけど)がまっ昼間からパチンコ屋に行ってるという描写が忘れがたい。＃30・不戦勝王子なエジプト選手が父親にポップコーンまずいと言うこれまたホビーアニメには欠かせないワールドワイド戦。ロイドさん豹変シーンの唐突さが浦沢脚本カオスの真髄ですばらしい。＃48・夏休み最終日。水泳の級数認定証を横取りしようという小学生発想が光る。勝治はリゾート地から帰ってこなかった。結局キッズISOって何？ なおこの回でもロイドさん豹変があり、前田剛の七色演技を楽しめると同時におのずからキャラ設定が理解できるという心憎さ。
…シリーズ再放送、おねがいします… 深夜がいいな。
