映画「こうもり男のはじまり」ざっとながら見した。どうやってム所出たのとか、チベット奥地みたいなとこで忍者と少林寺まじったような訓練やってなんであんなムキムキビザール黒革男が誕生するのとか、序盤でついていけない気持ちがしたけど、執事さんがいいキャラだったので助かった。ブルースはレイチェルより執事さんと結婚すべき。あとマスクは中国で大量に作らせるけど、耳の部分だけフィリピンかどっか別で作らせて「あとで組み立てる」とか言ってたの面白かった。それは多分「縫い合わせる」って言ったらかっこ悪いからだろとか。執事さんが夜なべで一万着分、一晩でやってくれました、だろうか。…新作「ダークナイト」の前評判がえらくいいみたいだけど、この「バットマン・ビギンズ」を視る限りではいかにもコミック調の荒い演出も多いように感じた。あるいはこのあたり、がらっと変わってるんだろうか。それにしても「スパイダーマン」同様、ヒロインがいまひとつパッとしないというか可憐さや華があまり感じられないのは、当世風ってことだろうか。ところでゲイリー・オールドマンのメガネ姿が「ナインス・ゲート」のジョニー・デップにそっくりだと思ったのは私だけですか。