PERSONA - trinity soul -#17

「風の里にて」:風の盆のしつらえをしているってことは、もう夏休みは終わるか終わってしまったんではないだろうか。にしてもめぐみタソもそうとうな田舎っこなのねえ。序盤で見せていたトラウマの核には、義母の愛情を強く受ける異母弟を心のどこかで疎ましく思っていたことが事故からのペルソナ保護よりすり抜けてしまった理由なのではと自分で疑ってしまっていたということで、義母のテンプレ然としていない母親像や慎の悪夢の見方(断片フラッシュ、地味なうなされ様)といいやはりリアル寄りを明確に意図した演出だなあと再確認した回。洵に助けられたらしい椎葉がしかしやっぱり改心したというわけでもなかったり、洵がめぐみの打ち明け話聞いて共感した顔になっているという精神的成長の跡がうかがえる描写も印象に残った。あと、戌井、適当にポロシャツの上に合わないジャケット羽織ってるなあと思ったら、拳銃を裏地側に隠してたり(射撃下手そうだなあ)してたって箇所もなんだか良かった。最近グリリバ声ブームが自分の中に来てるけど、本作に限っては真田より戌井の方が好きかな。