ファミリー劇場正気かと言いたくなる珍企画。全26話をオーディオコメンタリー状態で本編放送に合わせて毎週流すという… DVD特典に付けるものなくなるじゃないかという。本編おさらいのつもりで視てみるかと試してみたら、ほんとにオーディオコメンタリーそのもので尺の流れは本編放送そのままで画面にその回の参加者(第一話は我妻正崇、千葉紗子、岡田優香)の名前と番組ロゴがテロップされる。音声は本編音声が小さめに流れて、その上にやや大きめの音量でコメンタリーがかぶさる。まあコメンタリーの常でストーリーや設定自体とはそんなに関係がない雑談が八割という感じだけど、当時の収録現場の雰囲気や声優自身のキャラクターが透けてみえるという意味ではまあまあ面白い。第一話でへーと思った点は、小早川栞役の岡田優香のハマり具合は本郷監督も絶賛だったということと、岡田優香のポジティブな普通の若い女性らしさがはつらつとしていた点。しゃべりのテンポや感性がクラスの人気者って印象。あと一人称が「優香」。
