初っ端から太郎がまさゆき(なぜか変換されない。というか漢字忘れたけど臣幸だったかな？)んち行って談笑してたのがちょっと可笑しかった。ほんとうに素直というか余分な拘りを持たない性格のようだ。童顔と合わせて可愛すぎる。信とも親類同士とはいえふつうにコミュニケートできてるし。今回はドラマの焦点が明らかになったエピソード。まさゆきが太郎や信と交流したがるのは、単なる好奇心ではなく自分も彼らと同じ傷を持ち、さらにはより切迫した立場(間接的とはいえ加害者)にあるという罪悪感に意識下で苛まれているから。一番抜け口を探したがってるのは、たぶんまさゆき。それにしても、学級ぐるみのいじめで同級生を投身自殺に追い込んでしまったようだけど、そうなると彼の高所恐怖症というのは死んだ子の視点に同調してのものということになる。作劇としてユニークな発想だし、リアルにも感じられる。人は現実を突きつけられないと他者に心から共感できないものであり、一旦そうなるとその強迫観念からはなかなか抜け出せないものかもしれない。…ところで予告ナレーションがその直前の本編の解説にもなっているのが面白い。あと都のつっけんどん小坊ぶり(クラスメイトの前では猫かぶってるのと合わせて)も毎回楽しみ。
