ブラジル生まれのまったりボサノヴァ歌手。この人の歌自体もさることながら、常に貼りついたような笑顔に癒される。不自然はかすーかにあるものの、なによりもそこには微笑むことへの信頼の姿勢が透けて見える。それは強さだというものに感じる。ところで大分前にたしか日曜夜レギュラーで世界のポピュラーソングを紹介する歌番組をNHKでやってたのですが、そこに小野リサが出た時もトップソングは今回と同じく「イパネマの娘」だった。これってどうも非モテ男がラテン美女を見て夢想する詞世界のようだけど、小野リサが歌うことでよりふわふわした憧れ感が出て、私は彼女が歌うこの曲がかなり好きだ。でも目玉企画である渡辺貞夫(小野リサの親が経営していたライブハウスで知り合った子供時代からの縁だそうで)との共演は微妙に感じた。ジャズとボサノヴァってやっぱり似て非なるものだよね。さて次回(といっても三週間後)は徳永英明。この人、なんで最近再評価されてるんだっけ。モヤモヤ病完治の流れだったっけか。あとこぼれ情報ですが、明後日金曜深夜のNHK総合の歌番組でケミストリー出演、地球へ…現ED曲を歌う模様。他にはリア・ディゾン(この人あっという間にケバくなったように感じる)やFLOWも。
