アイロンと朝の詩人 回送列車III

単にこちらの気のせいかもしれないけど、エッセイ文体がだんだんこなれてきている気がする。終盤近くに収められた、先輩小説家の作品内で自分が引き合いに出された事への困惑をそれでも建設的な方向に仕上げた中篇のその姿勢にプロフェッショナルの品格を見た。