43号

たしか葦原先生のデビュー作「ROOM303」が載った時も次号が土曜発売だった。で、初連載リリエンタール初回の次号つまり今週号も土曜発売。
ぬら孫:カラーの出来が期待以上。白と黒のツートンカラーで攻める羽衣狐の存在感がすごい。構図も以前よりずっと良くなったし、本当に成長した作家さんだと思う。…たぶんそのアオリでジャンルがカブるNA○UTOも面白くなったという余禄まで。本編の方は、まあまあ粘ったらしき陰陽師三人組が死んでない事を祈る。彼らはちょっとナガノマモールキャラ的よねー。NARUTO我愛羅は他人の心をすーっと理解する良い子。主人公でもいいぐらいだ。あと雷影の補佐役の片方が攻撃型でもう一人が索敵型という“鷹”ともかぶる構成がなんか好き。ブリ:え、白が黒で自分の色が相手の服…?どうもよく読まんと分からんけど遊戯ルール勝手に作る斬魄刀というのは京楽らしい悠長な能力。リリエン:ちょっと推理要素も入ってるっぽい。リリエンは読切よりもさらに賢くというか卒なく会話する印象で、あの常にギリギリないじらしさが惜しくもあったり。あれはほんとに可愛くて健気だった。おぶぶぶだかうぶぶぶぶっての。わじマ:絵が微妙に上手く… バクマン港浦さんがデキる担当かそうじゃないかっていう話にデジャヴュ。姉どき:奏には実在感がそれなりにあるんだよね。電話口でテンパって母親に笑われてるシーンとかで。まるだし:なんかエグいネタ多めなのは気のせい?好きだけど。サイレン:ドラゴンも社会人になるとあのパパンのように温厚な人になるかと思うと萌える。夜科パパンはあれだ、熟女好き(流行)な義父。ジャガーたぶん昔のつのだじろう調。絵柄だけでなく構図までのパスティーシュはそれそのものも面白かった。
ヘリウムの件、サイトでの謝罪はすばやかったけど本誌の方では見つからなかったな。