ガンダム00#18

「悪意の矛先」:おお、作画、特にメカ戦の三次元な動きいいですねえ。さて、ここでプロットのあざとさをけなしても、おそらく意味はないのでとりあえず「土6のさいごっぺか…」とリボンズたんのようなクールなまなざしで言い放っておこう。でも細部の演出には光るものがあったよね、今回。状況の詳細が分からないままに急ぐ沙慈が穏やかな光とそよ風に包まれた窓辺のルイスに近寄り、ルイスが号泣するまでの流れにおける求心力はこれまでの本編で最高の…変な言い方だけどサスペンスがあった。直後に泣き崩れる沙慈でやや白けた(親しい知人が壮絶な不幸に見舞われた時はただただ呆然とするかおたつくだけだと思う)けど、まあそこは枠が要請する分かりやすさってわけで。ラストシーンの刹那のおまえら敵だから宣言も決まってた。…けど同時にシリーズ構成迷走決定のお知らせの鐘とも聞こえた。ソレスタめっさマッチポンプやん。