2020年秋期のアニメ視聴状況

今期は久しぶりに豊作。

半妖の夜叉姫(Gyao!):犬夜叉殺生丸それぞれの第二世代をオリジナルで設定するなんて企画、よほど原作者に信頼が厚くないとできないわなあ。全方面あぶなげのない布陣だが、なかでも脚本の隅沢氏の熟練ぶりが光る。

呪術廻戦(NETFLIX):こちらもクオリティが安定。緊張感の途切れなさで惹き付ける。

禍つヴァールハイト -ZUERST- (Gyao!):近代ヨーロッパに魔法と異生物が混じり込む世界観で、謀略に巻き込まれ翻弄される人々の運命を描き出す。海外ドラマの渋さと日本アニメの軽快さを両立したバランス感に要注目。

体操ザムライ(NETFLIX):体操競技の作画、効果音が巧みで臨場感がある。抜けの面としての池袋住宅地の雰囲気がまた良い。キャラや画面づくりがポップでハイセンス。

NOBLESSE(ニコニコ動画):誘いギャグものっぽくシリアスとコメディが入り雑じるが、コンテとここぞのアクション注力は的確。しゃべらず存在感の薄い主人公がどんな観念の人格化なのかを考えるのも乙なものと思う。

おそ松さん 第三期(ニコニコ動画):第二期は合わなかったが、今回はいけそう。

[前期から継続]
遊☆戯☆王SEVENS(ニコニコ動画):ラーメン回と幼女幹部回に耳目が集まっているが、自分はロアくん回を注視したいこの頃。