リスボンへの夜行列車

リスボンへの夜行列車

リスボンへの夜行列車

スイスでベストセラーを記録した小説。作者は哲学が専門ということで、ノベルというよりはエッセイといった雰囲気をまとっていると感じた。
自分は映画化作品「リスボンに誘われて」を先に観たのだけど、こちらの方が諸要素のまとまりやキャラクターの整理がついており、媒体が違えばここまで目指す絵図の配色が変わるかとけっこう驚きの域に達して読了したのだった。