2014夏期のアニメ視聴状況

まずは新番組勢から。
白銀の意思 アルジェヴォルン(BS11で視聴) オリジナルロボットアニメ。作画がすでに怪しい回もあるが、人型ロボットが運用される世界ながらミリタリー色が強く、反面では主人公のキャラクターのジャンルにおける正統性が高いなど、古い袋に新しい酒を容れようとしている狙いを感じるので期待している。
アルドノア・ゼロ(BS11で視聴) こちらは逆に目新しい設定で勝負しようしている勢いの強さがある。敵方ロボットのデザインの斬新さはゴージャス。このままずっと主人公に専用の乗機が定まらないのかなど、視聴者の興味を惹く仕掛けに凝っている。
さばげぶっ!(BS11で視聴)  サバイバルゲーム要素からつかずはなれずの絶妙の距離感が楽しいコメディ。毎週きちんと笑えるアベレージを維持している。そして女子高生ものとしても十分に愛らしい。主人公ももかのサバサバした気性が現代的。
スペース☆ダンディ(BSフジで視聴) 1クール置いての再開だが、話数は通算での表記。この第二シーズンはアニメーション、音楽とそれぞれのゲストの個性がより強く出そうな感触がする。
「東京喰種(トウキョウグール)」(ニコニコ動画で視聴) 人を喰うヒトが寄り集まってコミュニティをひそかに作っているという設定のサスペンスアクション。現実世界の寓意としてみることもできそう。エグさの中に穏やかさもある空気を持つ作品。
アカメが斬る!(ニコニコ動画で視聴) 腐敗した政府に対するクーデターの前哨としての暗殺チームに、田舎から出てきた青年が偶然によって加わるというフィルム・ノワールを取り入れたB級アクション作。腰のすわった演出ぶりに視ていて安定感を持つ。
グラスリップ(ニコニコ動画で視聴) 地方のゆったりとした暮らしのリズムが全編にただよう空気感にもはや職人芸を感じるP.A.works新作。ファンタジー要素も多少あるが、メインは少年少女6人のゆるやかな心の動き。
毎度!浦安鉄筋家族(ニコニコ動画で視聴) 前作は視聴環境になかったので未見。大地丙太郎監督のまさに名人芸を毎週、高密度に味わえるミニ番組。

前期からの継続は、
「キャプテンアース」(BS11で視聴)
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース(ニコニコ動画で視聴)
妖怪ウォッチ(ニコニコ動画で視聴)
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ(ニコニコ動画で視聴)
「マジンボーン」(バンダイチャンネルで視聴)


以上、新作7本(+ミニ枠1本)に継続5本。今期は12本。意外と多かった…
なお、現在のところイチオシはアルジェヴォルン