年に一度ぐらいは必ず聴きたくなるのは、映画本編同様にコンパクトに作品コンセプトを纏め上げてるパッケージングのキャッチーさ…(カタカナ多いな。なんか脳へたれてんのかな)。民族打楽器をベースにした
アンビエント調のトラックが基調の中で時折弦楽器による清澄感のあるフレーズが挟まる様は、ちょうど作中での1シーンであった海中から光にじむ水面へと浮かび上がる間合いのよう。数度に渡って繰り返される謡いの曲も不思議と序々に盛り上がりを感じるから、いわばこれはセリフのないCDドラマとしても聴ける盤なのかもしれない。ボーナストラックの
アイドル歌謡風のボーカル曲「毎天見一見!」も
川井憲次もこういう
菅野よう子的フットワークの軽いなりきり仕事できるんだーと意外になるさわやかなアイドルポップスで聴き飽きない。