エレメントハンター#10

トム話。幼年時代に一人みんなの輪から外れていた情景だけがトムの寂しさを示す描写で、あとは「人は人、自分は自分」という価値観を持ち上げるでもなく突き落とすでもない淡々とした教育要素が相変わらず異色。ホミのメル友の誘いを断ったトムに共感するもよし、似た者同士ながら親友がいる事に喜びを感じるホミに親近感を持つもよし。多彩な価値観を認め合うという方向性は一貫している気がする。