けいおん!

小動物のようにぷにぷにとした触感を想像させるアニメートと造形のキャラクター、現実にある構造物を比較的忠実に再現した(うさぎとかめの木彫りが廊下や階段踊り場にある小学校って前TVで見たね)背景美術とでもって、上質の虚構をフィルム上に定着させている萌えアニメ。ここにある少女たちのほのぼのさをもはやウソや幻想としか捉えられない自分だけど、それでも新しく楽器演奏を始めてみようと思う唯の気持ちには共感できるんだよね。これはもう視るしかないでしょう。ところで唯の部屋の窓の少なさや家の敷地面積の小ささがとっても現実的だと思いました。