カブトボーグ#15,16

コスモ石油ネスレのちょい前のCMナレ(落ち着いた物静かな語り)を前田剛がやってたと知って、ゴルゴ13「死に絶えた盛装」回の侍女役を真殿光昭が兼任という情報以上の衝撃を受けた。一体どんだけ声音持ってんですか。
#15:10年に一人の天才、篠原真之助:なんかどでかい大会の地区予選スタート。これがもしジャンプ作品なら1、2クールは平気で消化するところだけど本作の場合は一回分で終わってくれた。ありがたい。決勝相手が一才四ヶ月の乳児とその強力なサポートママというサプライズは普通に意外だったし、口八丁なリュウセイスタイルを禁じられたその打開策のアイデアも楽しめた。ところでシャングリラ小川って出オチ放り投げ? あとは熊のぬいぐるみとしゃべってるボーガーとラブシックガイという二つ名を持つ若者が気になりますた。
#16:危険な海辺、養殖ボーグには気を付けろ!:これまでさんざ鋼の神経を見せ付けてきたリュウセイが唐突に大会本選へのプレッシャーに負け、それを見たロイドは七年前までアメリカにいたはずなのになぜか知り合い同士な漁村民宿経営者に連絡を取り、しかし骨休めに来たはずの寂れたその村では老人たちがボーグジャンキーと化していた… というドラッギー極まる回。浦沢義雄は自動筆記で脚本を書いてるんじゃないだろうかと思わされる行き当たりばったりな展開(年金や高齢者問題が挟み込まれてるのが尚更カオス)があらためて見てももの凄く、これをわざわざ昨年夏のセレクト特番で一発目に持ってきたアニマックスはまったくいかがなものかと…