ゴルゴ13#46

「世紀末ハリウッド」:サブタイともどもヤケクソ感ただようプロット。台頭する香港スターに、ハリウッド映画を文化的国家戦略と位置づける部署は戦々恐々。かくしてスターのボディガードに雇われたゴルゴとDIA精鋭部隊との死闘がはじまる… もうすべてにおいて「殺すことはないやろ殺すことは」といいたくなるシーンばっかり。その世界観の粗さ自体がハリウッド映画のパロディだとすれば大したものなんだけど。なんだか最後と思われる西澤晋担当回がこれってのはがっかり。ほめるべき点があるとすれば三木眞一郎の演技が以前に出た時よりさらに作風になじんでたことと、あとそんなに必要性がないのにデイブたんの出番があったとこ。