屍姫 赫#9、10

「その胸にトキメキを」「地に星」:『おムネさま』。それってセクハラー。思慮深そうでいて実は思い込みが激しいだけという10代っぽさがなかなか自然に出たキャラですな。逡巡が経てどうにかミナイの死を受け入れた旺里がマキナに“生前”の彼女の事を聞くダイアローグも良かったし、旺里の幼児時代のエピソードもペットの死という定番ながら胸にせまるものがあったし、(最初はなんで今更新キャラ登場と思ったものの)エモーショナル回の後の整理回として順当な配置でした。で、おムネさまじゃないサイドの新キャラ、北斗と狭間が道ですれ違う女子高生をあっさり殺す(?)描写は実にホラー。ヒトとワームの同等化というか。イカサマ宗教団体のあのパブ記事、週刊誌に似たのがよく載ってたなあ(笑)