ゴルゴ13#36

「死に絶えた盛装」:有力者を渡り歩くマダム・マルタンが西澤晋作監画風で非常にゴージャス。相方の男と二人三脚一心同体でやってきたゆえの弱さと脆さを示す演出も事細かで、シリーズ屈指の出来になった回だった。最後の勝生真沙子の見事な泣き演技も、ゴルゴの非情さを引き立てていて印象的。しかし雑魚まであっさりたっぷり殺しすぎだよゴルたん。