コードギアスR2#22

ちょっと頭の中でこれまでのストーリーの流れを整理してみたら、つまりは政治劇からオカルトへとジャンル軸をずらして主人公の“父親殺し”を成功させた仕組みで、強引ではあるけどSF小説などでは時折この手の力技は見かける気がするので、ギリギリ納得できる。ただそれでもまだ付いていきかねるのは、キャラクターの心情の変化ね。特にスザクは…まるで行動基準プログラムが書き換えられたアンドロイドみたいに見えて、父親殺しのトラウマや恋人を失くした妄執という第一期に刻まれていた深みはどこに行っちゃったんだろうと。…でも今回ラストカットでのナナリーの生存確定と敵宣言はちょっと面白いと思ったくやしいビクビクツ