鉄腕バーディー DECODE#2

しかしほんと色彩設計秀逸。そしてアニプレックス製作アニメは、タイアップCDを売る戦略の要なのか、総じて放送開始時期に合わせた季節感プロデュースを施している気がする。さらにいうとアニプレアニメはどこか、薄いというか軽い。でも本作の場合はそれを逆手にとって、ゆうきまさみ作品の持つこだわり(それは肉体の重みをどこか伝える絵柄であったり、テレパシー会話だと自我がまじる恐れアリという設定の凝りであったり)をより一般化して取っ付きやすくしている。それにしてもバーディーの尻。尻。ツウならやっぱり胸より尻だわ(というか単なる嗜好中年化)。あと令嬢同級生の事故現場のさりげない流血のエグさもなかなかゆうきまさみしてると思った(オリキャラなだけにより感じた)。しかしキャラ描写に嫌味がないですね。バーディーの無神経な部分も、しおんのぶりぶりブリも鼻についても可笑しくないのに同一人物の二側面ということで中和されてるという工夫。