PERSONA - trinity soul - #23

死のうと思っても死に切れずに街をさまよう叶鳴という情景部分の演出が映像として優れていた分だけ「こんな精巧なアンドロイドがこれから半世紀以内に出来るかぁっ!」というツッコミを抑えきれずいやはや少々困ったかもしれないという。でも、心が通じ合っている仲間同士でも、相手が本当に必要としている時に適切な言葉をかけてやれない(今回の場合は『普通の女の子』)事も多々あるという人生の一回性からくる哀しさを見せた脚本の繊細さには感心しました。慎は諒の負ってきた辛さを追体験していく形になってるね。