第40回2016春調査

アニメ調査室(仮)さんにて開催中。以下、回答記事です。

2016春調査(2016/1-3月期、終了アニメ、69+1作品) 第40回

01,亜人,A
02,銀魂゚,x
03,JKめし!,x
04,アイカツ!,x
05,スシポリス,x

06,だがしかし,B
07,おそ松さん,A
08,血液型くん4,x
09,新あたしンち,x
10,石膏ボーイズ,x

11,鉄人28号ガオ!,x
12,牙狼 紅蓮ノ月,C
13,ノルン+ノネット,x
14,ディメンションW,B
15,ブブキ・ブランキ,B

16,ラクエンロジック,x
17,ディバインゲート,F
18,僕だけがいない街,z
19,昭和元禄落語心中,A
20,大家さんは思春期!,x

21,秘密結社 鷹の爪DO,x
22,最弱無敗の神装機竜,x
23,霊剣山 星屑たちの宴,x
24,ANISAVA日本語吹替版,x
25,少女たちは荒野を目指す,x

26,赤髪の白雪姫 第2クール,x
27,探偵チームKZ 事件ノート,x
28,おしえて! ギャル子ちゃん,x
29,シュヴァルツェスマーケン,x
30,デュエル・マスターズ VSR,x

31,うたわれるもの偽りの仮面,x
32,ナースウィッチ小麦ちゃんR,x
33,スター・ウォーズ 反乱者たち,x
34,おまかせ! みらくるキャット団,x
35,無彩限のファントム・ワールド,x

36,カンフー・パンダ ザ・シリーズ,x
37,ハイキュー!! セカンドシーズン,x
38,金田一少年の事件簿R 新シリーズ,x
39,アクティヴレイド 機動強襲室第八係,F
40,機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ,F

41,GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編,x
42,ファンタシースター オンライン2 ジ アニメーション,x
43,カードファイト!! ヴァンガードG ギアースクライシス編,x
44,ザ・ペンギンズ from マダガスカル シーズン3,x
45,バトルスピリッツ 烈火魂 バーニングソウル,x

46,プリンス・オブ・ストライドオルタナティブ,x
47,フューチャーカード バディファイト100,x
48,魔法少女なんてもういいですから。,x
49,ふうせんいぬティニー 第2シリーズ,x
50,ハルチカ ハルタとチカは青春する,x

51,がんばれ! ルルロロ 第3シリーズ,x
52,この素晴らしい世界に祝福を!,x
53,Go! プリンセスプリキュア,x
54,蒼の彼方のフォーリズム,x
55,FAIRY TAIL 新シリーズ,x

56,ルパン三世 新シリーズ,B
57,灰と幻想のグリムガル,x
58,おじさんとマシュマロ,x
59,ヘヴィーオブジェクト,x
60,どちゃもん じゅにあ,x

61,デュラララ!!×2 結,x
62,みにヴぁん 2期,x
63,てーきゅう 7期,x
64,紅殻のパンドラ,x
65,いとしのムーコ,x

66,ブレイブビーツ,x
67,闇芝居 3期,F
68,ダイヤのA,x
69,ワールドトリガー,x
70,ゴッドイーター (全13話),x

[寸評]
亜人」A:少年主人公の無感動な性質が殺人狂トリックスターの悪役との間で、近似と相違をグラデーションでもって描かれる事で盛り沢山のアクションと共にドラマが構成されており、見ごたえのある娯楽作になっていた。
「だがしかし」B:チープに見える駄菓子の、意外と奥深い世界が興味深く紹介されていた。ほたるとサヤのダブルヒロインの個性の対比も楽しい。作画は中位安定をキープで安心感があった。
おそ松さん」A:毎回どんな趣向が飛び出すかわからない興行性の高さ。バラエティ番組型アニメの最先端がここに。一貫したビジュアルのポップさもすばらしい。
牙狼 紅蓮ノ月」C:平安京を舞台にした珍しい企画。序盤の作画クオリティの不安定さや最終話の余韻の無さから現場の混乱が見える節があったりと不遇な作品という印象は拭えないが、時代性のあるギミックとエピソードが楽しめたのは割と好みだった。
ディメンションW」B:無尽蔵のエネルギーを引き出せるコイルというシステムの謎が結局解明されなかったという肩透かしはあるものの、主人公の過去の心の傷にひとつの決着がつくというドラマはなかなかしっかりしていた。ヒロインのミラの可愛さは抜群。
ブブキ・ブランキ」B:個々の要素はよく出来ていたのだが、全体の熱量はなぜかあまり高く感じないという勿体無さがある作品。3DCGの可能性と限界との両方があらわれていたと思う。
昭和元禄落語心中」A:昭和という時代とともに消え行くことを危惧された落語を中心として展開される人間ドラマ。複雑に心理がもつれあいながらも、主人公の性格から演出基調がクールなのがかえって引き込まれた。地味な見かけながらも新しい地平をひとつ拓いたアニメ。
ルパン三世 新シリーズ」B:色彩設計含めたデザインワークスが完璧。さすがイタリアTV放送が主戦場だっただけはある。最終話での余韻も洋画のように洒落ていた。ルパンが本気を出すのは、女性の傷ついた心を開く鍵を盗む時、というアニメ版「ルパン三世」の本道はきちんと踏襲されていた。