49号

連載九年かあ。自分は10年は軽く超えてモーニング読んでるってことかあ。
<終>ジパング一人生き残った角松がタイムパラドックスの決着を見届けて連載終了。一つのタイムラインに同一人物は存在しない、ゆえに殉職したみらい乗務員たちは“未来”において再び集った。ただ一人をのぞいて。まあきれいに終わった観はあるものの、ただテーマとしては、草加はガングロギャルが渋谷に集うような現代日本が泣くほど嫌だったわけでしょ?そこらあたりが歴史介入でどれぐらい変わったかを具体的には描いてないようだったのが少し物足りない。あと中盤から終盤直前までのダラダラ感はかなりきつかった。シマシマこれ全然ガイの株上がってないよ? なんじゃもんじゃひげもじゃはどうしてペンダントだけは身に付けて飛び込むだけの頭がなかったんだ… <新>幕末*都市伝説なまずランプ(たかぎ七彦):第二部開始。一年ぶりかな。全15話掲載とのこと。ざっくり言って、京のおばんざいならぬ江戸のお菜(アワビって高価でもなかったの?)と捨て赤子事情の初回。里子殺しはヴィクトリア朝のイギリスでも珍しくなかったと聞くけど、まあ全世界的に変わらないものだったんだろうね。カレチ:また地元だwww 地味な場所なのにネタがよくあるもんだなあ。特急が故障停車する間、条件付で臨時下車を許すってのは国鉄時代ならではの大らかさなのかも。
しかし、ラキアとリヴィングストンはどうなっちゃったんだろうね…。私はどちらも帰ってきてほしいのですが。

48号

ディアスポえもん、君がいない部屋はなんだかガランとして・・・
ガボン最後のザンバラが武蔵なのか小次郎なのかマジでわからん。ジパング滝中佐が日本勢で一番メシウマ? 特上カバチ前説がうまく効いて盛り上がってまいりました。メガネ子には最後に元彼に思いっきり捨て台詞吐いてほしいな。シマシマここでマシュの妹がもっとフツ顔だったらなあ。神の雫いまだに勝負の判定基準がどうにも分からん。父親のトリップにより同期した方が勝ちらしいんだが、正解はあらかじめ遺言書に書いてあるってことだろうか。西遊:羊少女の魔性がしんとした夜中の草原に匂いたつよう。悟空に襟ねじ上げられてるコマがぞくっとくる。クッパパ:あなたを振った男と恋の勝者も結婚したしそろそろきっちりケジメ付けようや、なっ?って話だった。昭和の企業社会こわいです>< 
小規模と風と雷が終了。モーニングの最終回の余韻のなさは異常。

47号

なんだか読んでて気持ち置いてけぼりになる事が多い最近のモー。
聖おに:恒例出張版。これほんと出オチのまま巻数重ねてるってのは凄いな。あと二人の会話の間の心地よさとでか。しまこうさん:男全マキのマフィア所業へのかるーくぺらーいリアクション見て、言い知れぬ不快感というか。ありふれた無関心ではあるけど、自分としてはクリエイターの作品からそういう無造作なものを嗅ぎ取りたくない。ジパング菊池と桃井は十年間、盟友から一線越えなかったの…? 経済的成長やら精神的カタルシスは“本来”の戦後より欠けていたというバランス感覚は良かった。<終>ディアスポリスモーニング屈指の名作と思っているので、やや肩透かしな最終話。裸の王さまとのラストバトルで一週、ズィンズィンとの関係総括兼エピローグで一週ともう少し尺がほしかった。宇宙兄弟演出的には盛り上がってるのだが、自分としてはなぜあのタイミングであのマシンが日々人の目の前に現れたのかが呑み込めない。小規模:奥さま、難産だったんだなあ。お腹押すんだ。もう大丈夫ってあたりのやり取りみたいなのはリアルな空気感じた。シマシマこいつら…いやこの方たちの悩みってほんと地べたはいずる自分のやふなやからとはレベルがちがうと麿は思うたなり。はい僻みですー。だってガイなんて別に就職で悩む実質的な必要なんてないんですもん。へうげも:両斑ってなに。貴族って意味でいいのか。英子を日本に連れてくとはにゃあとした嫁が妬きそうなもんだけど。
ディアスポリス、終盤は駆け足だったけどほんとに面白く読めるいい漫画だった。東京に行った時、十年前よりさらになし崩し的な国際都市化が進んでるのを目の当たりにして、嗚呼あの漫画は現実を写し取り、さらには希望的将来像を描いてもいたのだと考えました。長い連載おつかれさまでした。

46号

表紙はハロウィン近しということでワーウルフ耕作きゅんとヴァンパイア久美子たん。首筋の咬み跡が気が利いてるけど、しまこうさんの付け歯が適当なのが惜しい。
ジャイキリ:引き続き達海現役編。なんか問題提起がどこにあるのか分かりづらい。ビリバ:いやほんとネーム段階でもっと練ってください。面白くないとかそれ以前。ジパング如月変わってないw いわゆる波紋使い系アルアル。菊池と桃井は果たして結ばれたのか否かが一番気になる次週。柳沢:学生運動からこっち学内に住み着いてた人って実際いそうでいない微妙なライン。実は「不思議な少年」並に大胆な発想で描いてる事が多いよね。小規模な:予想を超えて恐ろしげに描かれた出産現場。バオー来訪者みたいな産医… カメラ止めて!って何か証拠隠滅前哨みたいで怖いよ。シマシマカバチの方の恋愛模様と比べる意味で面白い。だからドリームとリアルどっちがやりたいのー ディアス:うおお久保塚も裸の王さまもかっこいい。しかし外務省の東南アジア専門職員だったってほんとにかっこいいな。ポテン:早く帰ってきすぎる息子や娘を持つ親のヤキモキ感は、表には出さないだろうけどあるだろうねー。完成度高すぎ。東京怪童:玉木嬢に会いにいく展開はワクワクする。一人焼肉平気よ…と手を震わせる婦長の描写が二重の意味でいいなあ。
「風と雷」のただプロットなぞってます感が 凄くてかえって感心する。

45号

白の背景に跳ぶヒビト@宇宙兄弟が表紙。生の躍動を示すようでもあり死への第一歩のようでもあり。
ジパング時は流れて。みらい一般乗務員200余名は遭難して終わりかもしれないけど、菊池や桃井のその後は描かれるよね? ひまわりっ50以上の数がかぞえられない高校生が実は意外にいるという記事読んだばかりなので、今回の二号のハガキは余裕で受け入れられる。というかかわいい。うどんはうちとこの地域でもコシのないのがふつう。でも最近はなまるうどんが進出してきた。私はシコシコ麺派。ディアス:イサーム今までで一番うつくしいぜ。トチキの死に方はらしいなあ。鏡によりかかって絶命。小規模な:光速で妻の腰をさすってやる僕に違う事を連想した。しかし産院でビデオカメラを貸してくれるとは。2へぇー。クッパパ:新妻奮闘編。つくづく、今日何食べとは対照的な作品だ。昭和の夢とゆーか。
ケンメリ最終回。最後までよく分からない雰囲気漫画だったけどキャラ描写は良かった。かえってきた五右衛門漫画。なんかどーもキャラの情操が軽いというか薄っぺらい。先週からの新連載「新白河原人」(守村大)。ミニエッセイ漫画。ひかえめなニワトリよしこさんかわいい。しかし絵上手い。タッチのシンプルな繊細さが枠線ないとより引き立つ。

44号

まさかキバヤシの中の人の五右衛門まんがまでほんとに帰ってくるとは…
ビリバ:忍者連のキャラの区別がまったくつかないうえにザビエルが少年ルックスで出てきておれはもうげんかいだとおもいました。小規模な生活:…また最終話がくるのかよっ。まあすでにネタギレいっぱいいっぱい感がいっぱい。妻の怒りが嫉妬かどうかもよく分からなかったし。ケンメリ:次が最終回…だと… しかし今週終盤のコマつながりの悪さがなんとも。シマシマはっきりいうと今回のシオランセックス描写は誰も喜ばないと思うんですけど。ディアス:こちらもまさかのメインキャラ同士のセックス回。イサームが久保塚に惚れてる描写はいくつかあったと思うけど、初めて知った良い警官だからという理由付けとその背景に説得力感じて、こっちは好き。イナンナ:おねえたんは冥界の女王の巻。能天気じゃない回はめずらしいので久しぶりにじっくり読んだ。東京怪童:久々の再開。こちらもまとめに入ったかも。精神科医がメンヘラーっぽくもあるというのはぶっちゃけ珍しくはないようで。ただ玉木の場合はそんなにはこじれが表面化していなかったようではあるけど。しかしグッズを見つけてしまった奥さんの心境は想像して余りある。な ぜ 処 分 し て か な か っ た し 西遊妖猿:休載中に既刊半分読んで知った特に大事なこと/悟空タソは非童貞。しかしセンターカラーなのになぜこんな後ろ掲載。大唐編とくらべてのんびりした雰囲気だよなあと小鳩ちゃんの件でほのぼのしてたら準レイプに巨大ひつじさんとインパクトある展開に目覚まされた。最後の大ゴマがまさに悪夢のおとぎ話。<終><読切>松本・マンガ・人志 伍の部屋「テレビ神」(ぽん竜太):「ポンズ百景」って絵柄は覚えてるけど中身はさっぱり。今回は回りくどいわりには起伏が乏しい印象があるけど、まあ三番目ぐらいには面白かった。
わたせ先生の新作「北のライオン」はオールカラーで隔週連載ださうです。

43号

今週号のハイライトは次号予告です。まさか秋になって早々にホントに諸星先生がかえってくるなんて思わんかったですよ。
<新>北のライオン(わたせせいぞう):ずっとオールカラー掲載でないとやはり価値半減すると思うけどどうなるんだろ。今回も夫婦愛、しかし妻はもう死去という設定。しまこうさん:絵だけですでに食っていけてた社長秘書ってそれなんてスーパーキャリアウーマン。きの何食べ:お食事会で自分が気を張ったことに対する筧の気持ちというか納得の落ちどころが今ひとつわかりにくい。ひまわりっ結局健一二号はアキコがGet。しかし遠距離恋愛の難局はまだまだこれから。小規模な:ネームが多くなっていくのはよくない兆候。引越し先はなんとなくきれいそうなアパートっぽくみえた。シマシマ今更だけど、ヒロインの名前は「青菜に塩」から来てるんじゃないか説。作中一めんどくさい女だという。ライショ:ウットリセヨ吹いた。この漫画はもっと前の方に掲載されてしかるべきっしょ? へうげ:この時代ってこういうふうに友好的に朝鮮半島を訪れることもできたんだ。
今週は読切二本とも、ちょっと内容つかみそこねたなあ。あまり自分に向いてなかったみたい。